ウェブ制作とウェブ開発の違い
今回はウェブ制作関連の小ネタです。「ウェブ制作」と「ウェブ開発」の意味の違いについて説明します。
先にお断りしておきますが、「ウェブ制作」「ウェブ開発」のいずれも厳密な定義がされている言葉ではありません。 今回の説明はあくまで筆者の解釈に基づくものであり、この説明が日本中どこででも通用するわけではないので、その点にご留意ください。
ウェブ制作とウェブ開発の違い
「ウェブ制作」と「ウェブ開発」には次のような違いがあります。
ウェブ制作 | ウェブ開発 | |
---|---|---|
規模 | 小さめ | 大きめ |
手を動かす作業の中心 |
情報設計
デザイン コンテンツ制作 HTML コーディング |
プログラミング |
主なサービス提供主体 | ウェブ制作会社 | システム開発会社 |
大まかに言うと、規模が比較的小さめで「ウェブサイト」を作るものを「ウェブ制作」、規模が比較的大きめで「ウェブアプリケーション」「ウェブシステム」を作るものを「ウェブ開発」と呼びます。
100% 確信があるわけではありませんが、おそらく「ウェブ制作」は「ウェブサイト制作」の、「ウェブ開発」は「ウェブアプリケーション開発」の略だと思います。
ただし、私が「これはウェブ制作かな」と思うものを「ウェブ開発」と考える人がいますし、その逆もまたしかりなので、境界線はあいまいで、人や会社によって異なります。
ということで、「ウェブ制作とウェブ開発の違い」という小話でした。 ご参考になれば幸いです。
ちなみに、英語で「ウェブ制作」と「ウェブ開発」に相当する言葉はおそらく「 website building 」と「 web application development 」です。
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