Dyno

CMS の開発によく使われる言語

2018/06/09

今回は、多くのサイトで使用されているメジャーな CMS (コンテンツ管理システム)の開発言語をご紹介したいと思います。

早速本題に入ります。

世界でのシェアトップの CMS

まずは CMS の世界でシェアの最も高い 3 つの CMS について。

  • WordPress: PHP
  • Joomla!: PHP
  • Drupal: PHP

WordPress が PHP というプログラミング言語で書かれているのは有名なので、開発者以外の方でもウェブに興味のある方であればご存知かもしれません。 実は CMS の世界は PHP 一強で、 WordPress だけでなくシェア 2 位の Joomla! や 3 位の Drupal も PHP で書かれています。

日本でメジャーなその他の CMS

その他の CMS についてもいくつかご紹介します。 CMS には大きく分けてオープンソースと企業製の 2 種類がありますが、区別せずに五十音順で見てみましょう。

  • a-blog cms: PHP
  • Concrete 5: PHP
  • Baser CMS: PHP
  • RCMS: PHP
  • Sitecore: .Net
  • SOY CMS: PHP
  • Movable Type / PowerCMS: Perl

シェアトップの CMS と同じく大半の CMS は PHP で書かれています。 その他は .Net や Perl 等ですね。

...

ちなみに、ウェブアプリやウェブシステムによく使われる言語としては、これらの他に次のようなものがあります。

  • Java
  • JavaScript (Node)
  • Python
  • Ruby

世の中には数え切れないほどの CMS があり、これらの言語で書かれた CMS ももちろん無数にあります。 ただ、設置のかんたんさ、レンタルサーバでの利用可能状況等を踏まえると、抜群に敷居が低く使いやすいのは PHP です。

近年は PHP 以外の言語でもウェブサイトを作りやすい状況になってきていますが、現在シェアの高いメジャーな CMS はそのほとんどが 2000 年代に誕生したもので、 2010 年前後には CMS のシェアはほぼ固まりました。 多少の変動はありながらもその頃のシェアが今日までほぼそのまま続いてきているというのが CMS 業界の現状です。

CMS の世界はウェブアプリケーションフレームワーク等その他のウェブサイトプラットフォームに比べてトレンドの移り変わりが遅いので、私の見通しでは、「 CMS といえば PHP 」という現在の状況は少なくともこの先 5 年ぐらいは変わらず、長ければ 10 年以上も続く可能性があります。

ちなみに、 PHP の座を奪う言語が出てくるとすれば、それはおそらくウェブ開発者であれば誰もが使える JavaScript (Node) か、 JavaScript の関連言語( TypeScript 等)になるでしょう(というのは私だけの意見ではなくおおよそ業界共通の認識だと思います)。

以上、 CMS の開発言語のお話でした。 ご参考になれば幸いです :)