Dyno

CMS を使ったサイト構築費用の内訳イメージ

2018/10/11

今回はサイト制作の発注に興味がある方向けに CMS を使ったサイト構築費用の内訳のイメージ をご紹介したいと思います。

サイト構築業務というのは医療サービスのように標準化され費用の計算方法が法律で決められているわけではありません。 また、基本的に大部分が人的サービスで物的な原価はほぼかからないので、「費用の計算方法」「見積書のフォーマット」は制作会社によってまちまちです。

見積書のフォーマットがまちまちなため、何も指定をせずに複数の制作会社に見積もりをとると、そのフォーマットはバラバラです。 そのため、通常相見積もりを取る際は「比較するのは全体の金額のみ、内訳は個別に見るだけ」になります(しかし 内訳は必ず出してもらうようにするべき です)。

そういうものなので、今回ご紹介する考え方はすべての制作会社にあてはまるわけではありませんがとても基本的・王道的な考え方なので、多くの見積書はこの形での内訳で出てくるかと思います。

2 つの方式

サイト構築費用の内訳の考え方には大きく分けて 2 通りの方法があります。

  1. 成果物の視点で分割する
  2. 作業の視点で分割する

ひとつめは、納品物に含まれる 成果物の視点 で分割するものです。 こちらの考え方で出した内訳は例えば次のようになります。

分類 項目 小計
固定ページ トップページ ○万円
  サブページ( 10 ページ) ○万円
更新コンテンツ スライドショー ○万円
  お知らせ ○万円
  スタッフブログ ○万円
  お客様の声 ○万円
フォーム 問い合わせフォーム ○万円
基盤 HTTPS 対応 ○万円
その他 利用マニュアル ○万円

もうひとつは、制作時の 作業の視点 で分割するものです。 こちらの考え方で出した内訳のイメージは次のとおりです。

分類 項目 小計
設計 基本設計 ○万円
  詳細設計 ○万円
デザイン コンセプト作成 ○万円
  ワイヤフレーム作成 ○万円
  デザインカンプ作成 ○万円
  最終デザイン作成 ○万円
コーディング HTML コーディング ○万円
機能開発 スライドショー機能作成 ○万円
  更新コンテンツ機能作成 ○万円
  問い合わせフォーム機能作成 ○万円
コンテンツ移行 コンテンツ収集 ○万円
  コンテンツ編集 ○万円
  コンテンツ登録 ○万円
リリース サイト設置 ○万円
プロジェクト管理 プロジェクト管理 ○万円

現実には「成果物の視点だけ」「作業の視点だけ」で書き通すのは難しいのと、労力に対するメリットが薄いこともあり、多くはこれら 2 つの視点を併用した内訳を制作会社は提示します。

もし相見積もり時の比較検討をスムーズに行いたいのであれば、見積もりの内訳ロジックをあらかじめ決めておき RFQ を投げかけるときに明確に指定するようにするのがよいでしょう。

CMS を使ったサイト構築費用の内訳の考え方、という小ネタでした。